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ヒマつぶし情報

2022.01.20

【納涼】あの夜眠れないほど怖かった【洒落怖】ってみんなまだ覚えてる?その参

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2022年、新年一発目の初笑いならぬ初怖いをあなたにお届けしたい。そう思い、タイピングしております。



あの夜ふと見かけた【死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?】のスレッド、通称【洒落】。



第3弾となる今回は、みんな興味ないであろうわたしの昔話から始めさせていただけたらなと思います。



最新作第4弾!できましたので、どうぞご覧ください。



【納涼】あの夜眠れないほど怖かった【洒落怖】ってみんなまだ覚えてる?その肆 前編

【納涼】あの夜眠れないほど怖かった【洒落怖】ってみんなまだ覚えてる?

【納涼】あの夜眠れないほど怖かった【洒落怖】ってみんなまだ覚えてる?その弐



いかがでしょうか?その弐は成長がみられるので是非ご覧いただけたら、怖い思いができると思います。


では続けます。



わたしが洒落怖と出会ったのは、15~17年くらい前、はっきりとした年数など全く覚えていないくらい前です。


その当時、日本のホラー映画や洒落怖などの怖い話を見まくっていたんです。


というのも、リング呪怨などのジャパニーズホラーや2ちゃんねるがすごく盛り上がっていた時代でして、


流行りに乗ってしまって見始めたら止まらなくなったというありがちなお話です。


それから時は経つとともに、ジャパニーズホラーや洒落怖が衰退というか、なりを潜めていきました。


一過性のブームだったんでしょうね。それから去年までずーっと怖い話とかには触れてこなかったんですが、


この洒落怖の記事を書くにあたって色々洒落怖のことを調べていくと、令和の今の時代まで全盛期ほどの人はいないまでも、洒落怖は続いていたことがわかりました。



当時をにぎわせていた語り手たちがまだ今も残っているのかはわからないのですが、今この時も洒落怖は生まれ続けているのです。



前置きが長くなりましたが、今回は令和の世に生まれた洒落怖にスポットライトを当ててお話しできたらと思います…。




令和に生まれた洒落怖、黒長さん


黒長さん


 まだ解明されていない、令和の最新怪異…


それは2019年10月3日「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?356」の書き込み。

大学で知り合ったAくんの奇妙な電話から始まります。

男の人一人を無残な姿に変えてしまう怪異【黒長さん】。

従来の洒落怖ではありえそうな話ですが、その呼び出し方に現代を感じる新手の召喚もの、言うなれば令和版こっくりさんとでも言えるような内容となっています。




怖さでいうと往年の洒落怖の話からしてもそこまでかもしれませんが、現代の生活必需品とも言えるアイテムを用いて行う召喚の儀式は不思議とやってみたさがありますし、何より令和感を感じれる作品となっています。




ここから先は自己責任でお願いします…


黒長さんの呼び出し方


 黒長さんの召喚には、人間2人が必要です。見届け人と失敗した時の保険としてもう一人居るといいかもしれません。


 まずコップ一杯程度の塩水を用意し、部屋の全ての扉と窓に鍵をかけ、携帯またはPCのホーム画面を黒の単色に設定します。

 そして掲示板かSNSに『黒長さん黒長さん、お待ちしております』と書き込んでください。
 もう一人が『黒長さん黒長さん、○○(呼ぶ側)くんが呼んでいます』と書き込みます。

 書き込んだ後は決してスマホやPCは見ずに、一時間か二時間待ってください。
 その後、三十分以内に最初に書き込んだほうじゃない人に『黒長さん黒長さん、ありがとうございました』と書き込んでもらいましょう。
 書き込みを確認したら、すぐに塩水を飲み干す。これで終了




これを見た暇な人は是非やってみてください。願いが叶うそうですよ…



まあちょっと面倒なんでやる人いないと思いますがね…?



間違えてはいけない。大事な手順。


黒長さんの召喚について大事な大事なことを言っておきます。


 呼び出す際の手順で、絶対にやってはいけないことがあります。それは、


1、終了するまでは決してホーム画面を覗いてはならない
2、終了するまでは決して部屋を出てはならない
3、儀式の途中で抜けてはならない




この3つ。頼みますよ皆さん。絶対にやらないでくださいね。


後ほど貼らせていただくリンク先にあるような無残な結果になってしまうので、もし召喚するにしても、正しい手順で召喚するようにお願いします…。



そして、呼び出す行為についても自己責任でお願いします。



わたくしは責任を持ちませんので悪しからず。




怖い話まとめ『黒長さん』に飛びます



さて令和に生まれた最新の洒落怖、いかがだったでしょうか?



この黒長さんの正体は特に分かっておらず、だれもが聞いたことのある「こっくりさん」のような召喚ものではあるものの、



呪いのビデオ呪いのチェーンメールのような不気味さも持っていて、想像の限りだと「人の悪意の塊」のようなものが根底にありそうです。



気軽に書いてよいものではなかったかもしれません。




最後にわたしの身に起きた不思議なお話




 みなさん、ひとりでに動くブランコって見たことありますか?



あれはわたしが仕事終わりの夜の出来事、帰り道でいつもは素通りする公園で一服しようと足を踏み入れた時の出来事です。



公園の街頭だけが遊具を照らす中で、ブランコが揺れていました。



初めは誰か乗っていたのかなんて思ってたんですが、一向に勢いが収まらず、その揺れも一定の強さを保ったまま揺れていてだんだん怖くなってきました。



 風も強くなく、誰もいない公園で揺れ続けるブランコ



この現象は結構いろんなところで話題になっていたのは知っていたので、興味を持ってしまって、怖いながらブランコに近寄ってしまったのです。



 しかしこれが間違いでした。



揺れているブランコの隣には揺れていないブランコがあり、その状況にもちょっとは慣れてきたわたしは、ちょっとした怪奇現象を目の前にして、思わずニヤニヤしてそちらに腰掛け揺れているブランコを見ていました。



すると急に強い力で誰かに押されました。


その力は尋常な強さではなく、まるで車が突っ込んできたかのような衝撃。

普通は投げ出されると思うのですが、その時なぜか手はブランコから離れず、すごい勢いでブランコを押されていました。



はじめは何が起きたのかわからなかったのですが、ブランコに乗っている状態に慣れてくるととんでもないことがわかってきました。


まず、その公園はさっきまでいた公園とは違っていて、夜だったはずの空は真っ赤に染まり、街灯の明かりも真っ赤に光っていたのです。


完全に別の空間に迷い込んでしまったかのようで、異様な光景になっていました。



そしてわたしのことをすごい勢いで押しているものの正体もちらっと見えてきました。


そいつは明らかに人間ではなく、すごく長身で真っ黒な細長い何かでした。

その高さはブランコの天辺もゆうに超えるほどの長身で、真っ黒な細長い何かから伸びた腕のようなものにものすごい強い力で押され続け、まったくブランコから降りることができない。


そんな状態でした。



パニックではあったのですが頭のどこかでは妙に冷静な自分がいたのも覚えています。

押され続けていたわたしはふと隣のひとりでに揺れていたブランコがいつの間にか止まっていることに気が付きました。


止まっていたブランコには黒い塊が乗っていて、なんとなくその表情がわたしには読み取れたのです。


黒い塊はこちらを見ながら、ニヤニヤしていたように思います



ニヤニヤしているのが分かるとそれは私そっくりに変化していき、完全にわたしと同じ形をした何かに成り代わっていきました。


そしてニヤニヤしたわたしのようなものがブランコを立ち、ゆっくりと公園を出るかのように離れていきました。

ちょっと待って。そう言ったつもりが、うまく言えて無いようでした。





わたしは…いや、彼はわたしに向かって止まるよう言ったような気がしますが、彼が逆に黒い塊に成り代わっていき、最後までは聞き取れませんでした。

ですが、やっとあのブランコから降りることができたのです。





わたしは待っていました。


誰かがそのブランコに座るのを。彼ももう理解したでしょう。座るべきではなかったと。



こうして、わたしは出て来れました。

彼が座ることであのブランコは、また同じように揺れ続けることでしょう。






あなたがどこかの公園でひとりでに揺れているブランコを見かけたときは…気を付けてください。


 彼かもしれません。



助けたかったら座ってみて下さい。わたしはもう、座りませんが。








ひとりでに揺れているブランコをあんまり見たことがないなーって方、結構いると思うんですが、


実はこれ、案外頻繁に起こる怪奇現象として有名です。



ひとりでに動くブランコ


一応物理で説明できるようですが、詳しいことは何もわかってはいません。


わからないほうがいいでしょう。



では、その参はこのへんで。次回はどんな怪異をお話ししましょうか…。



怖い話むずかしい

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